小学生の女の子でも薄毛になることはある?病気の可能性もある?

子どもでも薄毛になる?

「子どもの薄毛なんてあるの?」と思うかもしれません。
しかし小学生でも脱毛症によって薄毛になる場合があるのです。

 

薄毛に悩む小学生は、圧倒的に女の子が多くなっています。
これには病気による脱毛の可能性も考えられます。

 

薄毛の症状にどんな病気が関係しているのか、その症状や対処法をまとめてみました。

 

 

病気による可能性もある小学生女子の薄毛

これまで子どもの脱毛症は、ホルモンバランスの崩れだと言われてきました。
しかし近年の研究で、病気による可能性もあることが分かりました。
その原因となる病気についてみてみましょう。

 

〜自己免疫疾患〜

子どもの脱毛症の中に、円形脱毛を何か所も繰返し併発する多発型や多発型が頭全体に広がる全頭型があります。
これらは難治性の脱毛症と言われ、その原因が自己免疫疾患だと言われています。

 

自己免疫は、細菌やウイルスから自分を守る働きです。
その働きを持つリンパ球が、誤って成長期の毛包を攻撃し破壊してしまうため、毛が抜けてしまうのです。

 

治療には次の方法がとられます。

  • 免疫抑制剤
  • ステロイド療法

免疫を弱らせて症状を抑えるために、これらの薬が使われます。

 

〜甲状腺機能低下症〜

突然抜け毛が増えた場合は、甲状腺に異常がある場合があります。

 

甲状腺機能低下症という病気は、甲状腺ホルモンが少なくなる病気です。
女性に多いのも特徴です。

 

甲状腺ホルモンは、髪をつくる毛母細胞も活性化させます。
しかしホルモンの分泌が減少すると、臓器への配分を優先させるため、髪の成長に使われる部分が減らされます。
結果として髪の発育不良が起こり、抜け毛も増えて薄毛になるのです。

 

この病気の原因は、はっきりわかっていません。
しかし治療法はあります。

 

甲状腺機能低下症が原因の薄毛の場合は、甲状腺ホルモンを補充することでほぼ回復します。
この病気にかかっているかは、血液検査で簡単に分かります。
薄毛外来の最初に行う検査で、ほとんど判明します。

 

 

おわりに

これまで小学生の女の子が抜け毛で薄毛になった場合、ストレスが原因と考えられてきました。

 

  • 親とのコミュニケーション不足
  • ほかの兄弟姉妹へのコンプレックスや嫉妬

これらの原因から自分が家庭内で孤立していると考え、ストレスでホルモンバランスを崩したと言うことです。

 

しかし、小学生女子が薄毛になるには病気のケースも考えられます。
まずは皮膚科の受診もおすすめします。